ジュエリーブログ,ニュース / ジェムランド

11月12日ジュネーブで開催されたクリスティーズのジュエリーオークションにて14.82キャラットのオレンジ・ダイヤモンド（写真右）が32,645,000スイスフラン（約３６億４８００万円）にて落札された。

1ctあたりの価格（ガイ）では約２億４６００万円で、これはガイとして史上最高値の記録となった。

石のスペックは次の通り（GIAのサーティフィケート）
・石目：14.82cts
・シェープ：ペア
・ファンシーカラーグレード：Fancy Vivid Orange
・クラリティ：VS1
・ダイアモンド・タイプ：Ia

先にお伝えした59.6キャラットの“ザ・ピンク・スター”（The Pink Star）ダイヤモンドが１１月１３日、ジュネーブで開催されたサザビーズのジュエリーオークションにて史上最高値となる76,325,000スイスフラン（約８５億円）にて落札された。1ctあたりの価格では1,280,620.8スイスフラン
（約１億４３００万円）

>> 2014年6月更新：ジュエリー史上最高値の記録85億円、幻に

ジェメシス社は1.78キャラット、Ｇカラー、Si1、プリンセスカットのCVD（化学気相法）による合成ダイアモンドの製造を発表した。

この合成ダイアモンドに関し、IGI（International Gemological Institute）は現時点に於ける最も大きく無色であるという証明書を発行した。

ジェメシス社によればこの製品は既に販売されたが、価格は非公開。ちなみに、同社が今年４月に当時最大と発表された1.29キャラット、Ｅカラー、VVS₂のエメラルド カットのダイアモンドは7,634で販売されている。

ディズニーリサーチがスマートフォンやタブレットなどでおなじみのタッチパネルを通して物体の立体感、つまり触感を伝える伝える技術を発表した。

これはタッチスクリーン上の電圧の変化で物体に触れた時の感触を伝える技術。

立体丸ごとを手に取るように立体感を確かめる事はできないが、それでもテクスチャー（例えば木の幹の様な表面に仕上げたバーク・フィニッシュのような）を施したブローチや指輪の表面の凹凸は確認できると思われる。

このような技術が一般に普及するとジュエリーのオンライン上でのプレゼンテーションの方法も多様化するだろう。

以下は当該技術を紹介するユーチューブの動画ページ。

第33回AZClub定例会が開催される。テーマは「近年懸念されている合成ダイアモンドの現状とその特徴」実際の合成石と検査道具を用いての勉強会。

・日時：2013年11月27日（水）17:30?20:00（17:45スタート）
・場所：東京駅八重洲北口cafeルノアール会議室
・定員：30名（登録会員は優先予約させて頂きます）
・参加費：ビジター4500円（登録会員3500円）
・講師：日独宝石研究所所長　古屋正貴

初めての方の問い合せ、申し込みは
http://www.japan-premium.jpより。

>> 詳細

古屋氏からのメッセージ
近年ダイアモンドの合成技術が発達し、その脅威が叫ばれています。2012年にアントワープのIGIに600ctを超えるCVDダイアモンドのロットが持ち込まれた事に端を発し、世界中のラボからアラートが出されています。

今回の講演では、
１）現在どのような合成方法でダイアモンドが作られているのか。
２）それらにはどのような鑑別上の特徴があるか。
３）顕微鏡やその他の簡易的な検査機器で分かる特徴はどうか。

という点について主にお話していきたいと思います。
特に簡易的な機器で出来る検査については、
実際の合成石と検査道具を用いて見比べていただきたいと思っています。

増渕 邦治先生によるジュエリー・ビジネス・トレーニング（JBT）セミナー初級講座開講が開催される。以下主催者よりの案内。

『ブランディングの実際』

ジュエリーにおいては「SHOPブランド」「PRODUCTブランド」「CORPORATEブランド」の3つに集約されるでしょう。これからの時代、ブランディングは大変重要なファクターであり、それだけにブランディングを基本から学ぶ必要があるのではないでしょうか。

・日時：11月27日（水）14:00-17:00
・会場：未定　

・期間：12回を１クール（途中からの参加や１回のみの参加でも構いません）
・開催：毎月１回　14:00-17:00（会場は未定、日程も月により変更あり）
・定員：3-5名（3名から実施しますが3名に見たない場合は次回に繰越）
・料金：1回7,000円＋消費税（年間通して参加は70,000円）
・申込：http://www.buchi.jp　のコンタクトファームより申込下さい

＊本気モードで真剣にジュエリービジネスに取り組みたい方を歓迎致します。従って冷やかしや良い加減な動機でのご参加の方は場合によってはお断りする場合もありますので予めご了承下さい。年間継続して参加をお勧めしますが、1回完結方式をとりますので、スケジュールが合わない方は単発の参加でも成果は得られます。

宝飾業界の第一線で活躍されているプロフェッショナルを講師に招いて専門知識を高めるジュエラーの勉強会、JSCが新春恒例のゼミナールを開催する。

今回は社団法人日本宝石協会との協賛による第6回宝石シンポジュウム。

合計160石以上のエメラルドとオパールを手に取ってのレクチャーとなる。

◇日時：　平成26年1月15日　水曜日　10：00〜17：40
◇申込み方法：12/20(金)までにこちらの用紙を使いファックスにて申し込む
◇会場：「住友クラブ」大阪市西区江戸堀1丁目13番10号　TEL：06-6443-1986　

◆会員研究

『 ミネラルに魅せられて 』

小森田　一夫（こもりだ　かずお）氏　：（株）太宰府開運館　店長　20数年前にミネラル（パワーストーン業界）に入り神秘的な自然の偉大さと奥深い「宝石」の魅力に魅せられ、その感動を顧客に伝えるべく活躍中。

『 ミヤンマー翡翠買い付けの実情 』

☆　尾崎　辯（おざき　わかつ）氏：（株）宝石のオザキ　代表取締役 　C G J　和光（服部時計店）大阪店店長を勤め、独立。　宝石産地を巡り、自然からの贈り物「宝石」を大切に商いしている。

◆JGS宝石シンポジウム　

テーマA　『エメラルドのオイル・樹脂による含浸処理 』
　　　　　　　16石を顕微鏡で観察、天然・処理（オイル・樹脂含浸）・合成

テーマB　『エメラルドの産地比較』
　　　　　　　8ロットを肉眼とルーぺで観察、天然・処理（オイル・樹脂含浸）・原石

テーマC　『オパールの産地比較と問題点』
　　　8ロットを肉眼とルーペで観察

講師
☆阿依アヒマディ博士　　　G I A　東京ラボ　主任研究員　　http://www.gia.edu/

◇会費　5,000円　
◇新年会費　5,000円（申し込み受付の後、指定口座を案内いたします。お振り込みにて正式受付と致します）

日本宝飾クラフト学院が短期間(1〜2日)でジュエリーの知識や技術を学べるウインターセミナーを開催する。

パール糸替え、CAD、宝石学などの実務技術や、和彫り、洋彫りなどのワンランク上の制作技術まで、様々な講座を開講する。

今回の開講講座は以下の通り。

・ダイヤモンド入門　12月24日(火)　 \12,000
・技能検定3級対策　12月24日(火) 　\12,000
・べっ甲アクセサリー　12月25日(水)　\12,000
・パール糸替え・鑑別　12月25日(水)　\12,000
・UV(紫外線硬化樹脂)アクセサリー　12月25日(水)　\10,000
・3DCAD(ライノジュエリーバージョン)　12月26日(木)　\12,000
・宝石学入門　12月26日(木)　\12,000
・ロウ付けテクニック　12月26日(木)　\12,000
・3DCAD(3DESIGN)　12月27日(金)　\12,000
・宝石学から観たパワーストーン　12月27日(金)　\12,000
・透かし玉のペンダント　12月27日(金)　\10,000
・アートクレイシルバー　12月27日(金)　\10,000
・コスチュームジュエリー画　12月28日(土)　\10,000
・ジュエリーメイキング　12月28日(土)　\10,000
・みうろうテクニック　1月6日(月)　\10,000
・彫留め彫刻　1月6日(月)〜7日(火)　\28,000
・レース＆ドロッピングジュエリー　1月7日(火)　\10,000
・インチジオーネ　1月8日(水)〜9日(木)　\28,000

★複数講座特典：2講座同時受講の場合、受講料は10％割引。
★法人特典：同一企業で2名以上受講される場合は、それぞれ受講料が10％割引。
★複数特典と法人特典の重複適用はなし。

■会場：日本宝飾クラフト学院東京本校（東京都台東区台東3-13-10）
■時間：午前10時30分〜午後4時
■定員：10〜15名（4名以下の場合は開講しません）

お申し込み、詳しい講座内容

先日発売された書籍、露木宏(日本宝飾クラフト学院理事長)著「神々の宿る銀−世界の伝統装身具−」
(繊研新聞社刊)の特設サイトができました。

本の中で紹介している装身具の一部を見ることができます。

※IE9以降のブラウザを推奨します。
※IE8以前のブラウザの方は左上のリンクからPDF版をご覧下さい。