諏訪貿易では、同社会長の諏訪 恭一氏がアンドリュー・コクソン氏との共著、「DIAMONDS:ROUGH TO ROMANCE」を出版したのを記念して、ラフダイヤモンド メンズジュエリー デザインコンテストを開催する。
ラフダイヤモンドとはダイアモンド原石のこと。このコンテストでは通常の研磨済みダイアモンドではなく、八面体に結晶したダイヤモンド原石を使用したジュエリーデザインを受け付ける。
応募資格は得になく、応募料は無料。締切は6月10日。最優秀賞10万円等。
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世界的に最も通用する宝石鑑定士の資格ともいわれるGIA(ジーアイエー)のGG(ジージー:グラデュエイト ジェモロジスト)。宝飾業界での活躍を目指す人々がGGのタイトル取得を目指してはいるが、悩みの種は学習時間の確保。特に社会人ともなると全日制コースには通えず、必然的に通信教育での勉強となるけれど、自分自身のプライベート時間を使っての勉強となると日々の誘惑に負けて教科書を読むのが遅れがちになったりと、卒業までに3年以上かかったりというケースもざら。
全日制(卒業まで半年)には通えないけれど、なるべく効率よく勉強をして早くGGを取得したい。こんな声に応えるべく、GIA JAPANでは6月より「GGホームスタディ ハイブリッド プログラム」を開講すると発表した。
ハイブリッドプログラムの基本は通信教育だが、週末に設定された講義や実習をこなして1年以内にGG取得ができるように構成されたプログラムだ。
従来の通信制プログラムでは当初自分だけ勉強を進めるため孤独感があるかもしれないが、ハイブリッドプログラム毎週のようにインストラクターと顔を合わせて直接指導を受けることができるから、分からない点を直ぐに確認できる利点もある。
受講料は全日制プログラムよりも安い。
第一回目のハイブリッドプログラムは2010年6月5日〜2011年5月21日まで開講される。またダイアモンド・プログラムだけ、あるいはカラードストーン・プログラムだけ、というような分割受講も可能だ。
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シルバージュエリーの美と文化展 −アジアの装身具より−
自然、民族、信仰など、あらゆる面で多様な顔をもつアジア。装身具においても、各民族のアイデンティティや造型観によってそれぞれ特徴があり、独自の美を培ってきました。
今展では、アジアの各民族が暮らしの中で身につけてきた伝統的なシルバージュエリーが展示される。
安寧や招福などを願う人々の思いが込められた、繊細で美しいジュリーの輝きを見ることができる。
とき:2010年6月10日(木)〜30日(水) 午前11時〜午後7時 ※期間中は休まず開催。
入場:無料
ところ:東京・銀座4丁目 ミキモト本店・6階ミキモトホール
〒104-8145 東京都中央区銀座4-5-5 TEL 03-3535-4611
●ご案内:6月19日(土)午後2時〜 露木宏氏によるギャラリートーク開催。
主催:ミキモト
監修:露木宏(装身具史研究家)
協力:日本宝飾クラフト学院 文化学園服飾博物館
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宝石鑑別団体協議会の土居芳子会長および役員らは21日午後に記者会見を行い、全国宝石学協会(全宝協)によるダイアモンドのグレーディング レポート(いわゆる鑑定書)のカラーグレードが甘かったとされる問題について、同協議会の方針を発表した。
宝石鑑別団体協議会では、全宝協が2007年2月〜2008年10月の期間にグレーディングをしたダイヤモンドを消費者が同協議会に加盟するグレーディング機関にもちこんだ場合、無料で再グレーディングをする方針を発表した。無料なのはグレーディングのみで、レポートを別途発行する場合には料金が発生する。
全宝協からは宝石鑑別団体協議会に退会届が提出され同協議会は受理したが、再グレーディングの結果不正が明らかになれば、除名処分もあり得るとしている。
ダイヤ鑑定かさ上げ:全宝協、業界団体を退会(毎日新聞)
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毎日新聞社は、全国宝石学協会(全宝協)の出したダイアモンドのカラーグレードが甘かった問題を報じている。
この問題を受け、全宝協のグレーディング レポート(いわゆる鑑定書)付きのダイヤモンドを店頭から撤去する動きも一部に出ているという。
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一般社団法人 日本リ・ジュエリー協議会は、こ宝飾業界の新しい資格制度として「ジュエリー・リモデル・カウンセラー資格検定制度」をスタートさせると発表した。
この数年、ジュエリーのリフォーム需要はじわじわと高まりを見せているが、この流れをより確実なものにし、定着させるための方策として、ジュエリー・リフォームに特化した検定制度を樹立し、能力に応じた資格を授与することで、消費者から信頼され、さらなる活発な受注に繋げる業界基盤にしたいとしている。
現在、ジュエリー・リフォームの市場規模は約400億円程度とされ、将来的に1000億円市場に成長すると予測されている(矢野経済研究所)。しかし、この予測を確実にするためには、受け皿となる〈人〉の育成が不可欠となる。今回の資格検定制度では、検定試験をとおして個々人の能力を高め、一級と二級という2つのジュエリー・リモデル・カウンセラー資格を授与することで、受注する側には戦うための武器を、また消費者からは安心してリフォーム相談が出来る受け皿の目印にしていく。
今回はタイトルに「ジュエリー・リフォーム」ではなく「ジュエリー・リモデル」という言葉が使われている。これについて主催者側は「リフォームという言葉は正確には修理に近い意味で、ヨーロッパでは現在日本でおこなわれている作り替えはリモデルとかリメイクと言っている。これからの国際化を考えたとき、言葉は正しく使うべきで、これを機会に作り替えをジュエリー・リモデルという用語に統一していきたい」としている。
また説明では、このリモデル・カウンセラーは、作り替えをするだけでなく、消費者
から持ち込まれたジュエリーを、
1)リモデルするもの
2)後世に残すべきもの
3)修理して使えるようにするもの
4)スクラップにするもの
に仕分けし、アドバイスできる能力と志向を持った人材としている。
今回の資格検定で特徴的なのは、受験者のリモデル業務経験を最大に重要視している点であろう。業務経験のない人は受験資格がなく、業務経験に応じて「基礎点」として20〜50点があらかじめ提供されることになっている。また他の宝飾業界の資格検定取得者にも「基礎点」が提供され、リモデル業務経験者、また業界経験者には有利な検定資格となっている。
なお、今回の資格検定は、業界有力者による討議を経て実施されるもので、委員長に山口 遼氏、委員には諏訪恭一氏、土居芳子氏、露木 宏氏、首藤 治氏という論客が名を連ねている。
資格検定試験の応募受付は6月14日(月)から7月2日(金)まで。応募用紙は一般社団法人 日本リ・ジュエリー協議会事務局へメール(info@re-jewelry.net)か、FAX(03-6806-0014)で申し込めばもらえる。また、日本リ・ジュエリー協議会の協力会社※の店頭も入手出来る。
二級資格試験は9月20日(月、敬老の日)におこなわれ、9月30日(木)に合否が発表される。二級合格者を対象とした一級資格試験は11月23日(火、勤労感謝の日)に予定されている。
詳細は受験応募書類を手に入れて確認することが重要となる。詳細の確認は日本リ・ジュエリー協議会ホームページでも可能だ。
※日本リ・ジュエリー協議会 協力会社
http://www.re-jewelry.net/support/
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