GIA (Gemological Institute of America) は2012年日本にラボラトリー(宝石の鑑別を行い、ダイアモンドのグレーディングを行う機関)を開設すると発表した。
詳細は後日発表するとしており、現時点では日本国内の様々な利害関係者と折衝中とプレスリリースで述べている。
GIAはイスラエルにも2012年の開設を予定しており、積極的な経営姿勢が目立つ。
ダイアモンドのグレーディング・レポート(いわゆる鑑定書)を発行するラボとしてはGIAラボラトリー(GIAのラボ部門)の知名度が国際的には最も高いといって良いだろう。国内では以前AGTジェムラボラトリー(WWW.AGT.JP)がGIA GTL(現在のGIAラボラトリー)との契約に則りGIAのグレーディング・レポートを米国以外で唯一発行していたが、その後契約は解消され、現在日本でGIAのレポートを発行する機関はない。
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(社)日本リ・ジュエリー協議会は、IJTの3日目、1月13日に、隣接する東京ファッションタウン研修室で、新春セミナーを開催する。タイトルは「リ・ジュエリー・ビジネスを極める!」で、宝飾店経営者、リサイクルショップ担当者による現状報告、次に今後の展望や問題点を参加者間で討議し、リ・ジュエリー・ビジネスをさらに強化するためのヒントを掴むことを目的としている。冒頭では、(社)日本リ・ジュエリー協議会理事で、JC一級の山岸昇司氏による、還流商品に関する「評価表示法の試案」セミナーも組まれている。
なお、このほど(社)日本リ・ジュエリー協議会は、リ・ジュエリー市場の現状と課題、今後の見通しを展望した単行本「リ・ジュエリー2012 Annual Report」を発刊した。内容はリ・ジュエリー市場全体に関するデータ、活躍しているショップのレポート、問題点を指摘するレポートなど多彩な内容で、リ・ジュエリー・ビジネスの全体像を把握するうえで貴重な資料となっている。
新春セミナーの参加費用は一般が3,000円(1名)で、参加者にはこの書籍(1,800円)が提供される。新春セミナー参加希望者を、FAXかメールで受け付けている。
申込締切は1月5日で、宛先は次のとおり。FAX(03-6806-0014)、メール(info@re-jewelry.net)
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日本宝飾クラフト学院は、INAXギャラリーにて開催中の「聖なる銀-アジアの装身具展-」に全面協力している。この展示会は2月23日まで大阪で開催中で、3月9日からは名古屋で、6月7日からは東京で開催される。
以下、同校から掲載依頼のあった広報資料を紹介する。
古来よりその輝きは月光にも喩えられる銀。アジアにおいて銀は普遍的な素材として、また強い反射が邪悪なものをはね返す金属として尊ばれ、装身具に多用されてきました。とりわけ数百の民族が暮らすアジアでは、装身具は自身を飾るという目的以外に、民族のアイデンティティを示す重要なアイテムとして人々の暮らしの中で受け継がれてきました。それ故に存在感のある大胆な造形や手の込んだ細工など、ヨーロッパ以上に種類も豊富で固有なデザインが存在します。また装身具に込められた様々な思いをひも解くと、生命と直結した聖なるものとしての意義や身体装飾への情熱までも知ることができます。
近・現代のアジアの代表的な装身具270点(日本宝飾クラフト学院コレクション)をご覧いただき、様々な歴史や民族が交錯するアジア大陸ならではの、地域の比較や特徴などを披露しながらその魅力に迫ります。
「聖なる銀 アジアの装身具展」 開催概要
■会期
大 阪:2011年12月8日(木)〜2012年2月23日(木)
名古屋:2012年03月9日(金)〜5月24日(木)
東 京:2012年06月7日(木)〜8月25日(土)
■会場:INAXギャラリー http://inax.lixil.co.jp/gallery/
■開館時間:AM10:00〜PM5:00(東京は〜PM6:00)
■休館日:会場によって異なる
■入場料:無料
■企画:INAXギャラリー企画委員会
■制作:株式会社LIXIL
■協力:日本宝飾クラフト学院
★関連企画1
〈講演会〉アジアの装身具ものがたり−銀の造形美
講師:露木宏(日本宝飾クラフト学院 理事長)
日時:2012年1月27日(金) PM6:30〜8:00
会場:LIXIL大阪水まわりショールーム イベントスペース
参加無料、要申込(先着順)
★関連企画2
〈新刊書籍〉INAX BOOKLET『聖なる銀 アジアの装身具』発売予定
(78ページ、内カラー48ページ、税込価格1,575円)
http://www.jj-craft.com/hot/inax.html
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