1万4千年前の鞄にはビーズ・アクセサリーを作る道具が入っていた
メルボルンにあるラトローブ大学の研究者がこのほど公開した1万4千年前のものと思われる鞄の中身には、ビーズ・アクセサリーを作る道具が入っていた。
ビーズの材料はガゼルの足先の骨。鞄は獣皮もしくは小枝で作られており、肩掛け式と推定され、ヨルダンで発見されたもの。
写真はディスカバリーニュースのこちらのページで公開されている。左上に写っているのがガゼルの足先の骨。
身を飾る意味での装身具は、生活に余裕がないと作られないと考えられる。1万4千年前のヨルダンの人々の生活は我々が想像するよりも豊かであったか、あるいはガゼルの骨のビーズが呪術的な目的で用いられる生活に必須のアイテムであったのだろうか。