ロシア ロマノソフ ダイヤモンド鉱山 視察記等のセミナー - JSC
JSC(Jeweller’s Study Club)は日独宝石研究所々長の古屋正貴(ふるや・まさき)氏を講師に迎え、2013年夏季ゼミナールを7月10日に「南船場会館」にて開催する。テーマは「合成ダイヤモンドの歴史と現状」と「ロシア ロマノソフ ダイヤモンド鉱山 視察記」で、Gemesis社のCVD合成ダイアモンドについても考察するという。
以下、主催者発表のサマリー。
2003年に米国ボストンのApollo Diamond Inc. がCVD法で合成したダイヤモンドを宝飾用に販売する計画を明らかにして以降、宝石業界においてもCVD合成ダイヤモンドが注視されるようになり、2007年以降、国際的な宝石検査機関の実務に供せられたCVD合成ダイヤモンドが報告されるようになった。2010年後半には米国フロリダのGemesis Corp. がCVD合成ダイヤモンドを販売すると表明し、2012年5月にはベルギーのIGIからGemesis Corp.製と思われる非開示のCVD合成ダイヤモンドを600個検査したとの報告があり、ダイヤモンド業界を賑わせました。それ以降、インドや中国の検査機関からも相次いでCVD合成ダイヤモンドに関する報告がなされています。
これらのCVD合成ダイヤモンドはほとんどが0.3ct〜1.5ctですが、市場ではメレーサイズのものや処理されファンシーカラーになったものなど様々なものが見られるようになりました。また、以前から注目されている高温高圧法では10ctを超えるきれいなダイヤモンドも可能になっているそうです。今回、日独宝石研究所々長 古屋正貴氏をお招きし合成ダイヤモンドの現状と、新しいダイヤモンド鉱山であるロシアのロマノソフ鉱山の情報をお聞き頂けます。合わせて鑑別で用いられる技術を用いて合成や天然のサンプルを手にとって鑑別を体験して頂きます。
最新情報を入手する機会です、皆様お誘い合わせの上、是非ご参加ください。
◆日時:平成25年7月10日(水)18:30〜20:30
◆会場:「南船場会館」3階
◆テーマ:「合成ダイヤモンドの歴史と現状」 ・ 「ロシア ロマノソフ ダイヤモンド鉱山 視察記」
◆講師:古屋正貴(ふるや・まさき)氏 日独宝石研究所々長 E.G D.GemG. G.G C.G.J MBA
◆参加費:5,000円 (会員 3,000円)
>> 申込み用紙