「ジュエリー文化史研究会」スタート
日本宝飾クラフト学院露木理事長が講師を勤めるジュエリー文化史研究会(主宰:露木宏、幹事:戸倉博之)の「日本の装身具ハンドリングゼミ」が開講した。
当初、1クラス20名程度で始まる予定だったが、応募者が多く、40名を2グループに分けての開講となった。
第1回目は江戸時代後期の櫛や笄30点を、参加者一人一人が手に取って学んだ。
2回目以降も順次各時代の装身具とジュエリーを学んでいき、計12回(3年)で360点のハンドリングをする予定でゼミは進行する。
ゲスト講師を招いての「ジュエリー文化史サロン」や「ワークショップ」も計画中。
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研究会の様子 Aグループ
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研究会の様子 Bグループ
※現在、満席のためウエイティングリストにて受付中(空きが出き次第通知)。
参加条件等は、http://www.j-bunka.jp/を参照。
主宰者・露木宏コメント
研究会にはジュエリー業界で働く若いデザイナーや技術者から、第一線のジュエリーコーディネーター、有力小売店の経営者、大学院で学ぶ院生、大学の先生など、実に多様な方々に参加いただきました。
この研究会では、ジュエリーの歴史や文化という、これまで見過ごされていた重要分野を実物のハンドリングを通じて徹底して学び、研究してまいります。ここから、日本の装身具とジュエリー文化の素晴らしさを業界内外に発信できる人材が育ってくれたらと願っています。私も本気で取り組みます。