愛媛県産のエヒメアイト、新鉱物として認定される
鮮やかな緑色に発色する愛媛県産の結晶が国際鉱物学連合から新しい鉱物として認定された。名称はエヒメアイト(愛媛閃石 / ehimeite)。
エヒメアイトは愛媛大学の皆川鉄雄准教授らが愛媛県新居浜市にある東赤石山のクロム鉱床で発見したもの。
エメラルドや上質のヒスイなどと同じく、クロムによって鮮やかな緑色に発色しているのが特徴だが、エメラルドやヒスイの場合不純物として含有されるクロムが色因であるのに対し、エヒメアイトの場合、この鉱物であるための組成としてクロムが含まれる。
大きな結晶が見つかれば、宝石用途として用いられるかも知れない。