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2011/2/15 火曜日

ジュエリー・リモデル、修理に関わるリスクをカバーする保険がスタート

Filed under: ジュエリーニュース, ジュエリーリフォーム — ジェムランドeditor @ 16:58:27

一般社団法人 日本リ・ジュエリー協議会は、ジュエリーのリモデルや修理に際して顧客から預かった品物の盗難や火災、また加工中の破損事故をカバーする賠償責任保険をスタートさせると発表した。以下、同協議会のプレスリリースを紹介する。


この保険は、ジュエリー・リモデルや修理業務に携わる関係者の間で長年切望されていたにもかかわらず、実現してこなかった待望の賠償責任保険となります。

近年ジュエリーのリモデルや修理に取り組む企業は増加しておりますが、この受託品にまつわるリスクを放置したままでは、この分野の経営安定化と伸びは期待できません。消費者の信頼という点からも、こうした保険があるかないかは、安心してジュエリー・リモデルや修理を頼む際の重要なポイントとなります。

現状では、滅失や損傷が発生した場合、一般的におこなわれている弁済の方法は「滅失・損傷した品物と同等の品物」を“代替品として提供する”というものです。

この代替品を提供する際の損害金額を実際に負担しているのは、受注当事者である宝飾店や加工会社であり、その分担比率は、各々の話し合いと力関係のなかで決定されています。

今回の保険の対象となるのは、ジュエリーのリモデル(リフォーム)や修理(リペア)にともなう受託品について、

特定の保管施設内に保管している間、および加工過程において、
滅失・損傷・汚損したり盗取された場合、

保険金支払いの対象とする、というものです。

具体的には、預かり時点のチェック作業がルールに基づいて厳正に遂行され、顧客との間で相互確認されたあと、顧客から了解された受託品について、

盗まれた場合
(火事等によって)滅失した場合
加工中にキズがついたり、割れ、変質が生じた場合

お預りした品物と同等の品物で弁済するにあたって、その品物を手当てするに要した金額を、受託賠償責任保険の対象として認定し、支払うというものです(加工中の危険担保については資格取得者等の条件を満たす事が必要となります)。
本来、損害保険の支払いは、預けた人(顧客)と預けられた会社との間で損害金額が特定され、それに基づいて金額が支払われるというものです。しかしジュエリーのリモデル(リフォーム)や修理(リペア)では、顧客の自己申告額はほとんどが不正確であることが多く、ジュエリーという品物の性格上からも金額を特定するのが困難となります。
したがって今回は、宝石種別毎の業界における業者間取引価格を基準として金額を算定することで、それを弁済額にあてはめることで、受託賠償責任保険適用の運びとなっています。

一般社団法人 日本リ・ジュエリー協議会は、ジュエリーのリモデルや修理に際して顧客から預かった品物の盗難や火災、また加工中の破損事故をカバーする賠償責任保険をスタートさせると発表前提として、保険が適用される資格、条件、並びに対象となる保険は先とおりとなっています。

なお、この保険が適用されるためには、(社)日本リ・ジュエリー協議会指定の「品物お預り書」に洩れなく記載され、事故発生時対応等の要点がお客に伝えられ、お客様の了解を得ていることが前提となります。

今回の受託賠償責任保険は、取扱代理店:ヒューリック株式会社、引受保険会社セコム損害保険株式会社によって成立しています。

保険金と支払い保険料は地域、保管状況によって若干異なりますが、加工中の損傷までをカバーした場合の保険料は、東京地区で、支払い限度額100万円のとき、約33,000円(年額)となっています。

詳細については(社)日本リ・ジュエリー協議会、保険担当者までお問い合わせください(Tel.03-6806-0013)。

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