西暦7世紀、マーシア王国のガーネットとゴールドの装飾品
イギリスのスタフォードシャー州で発掘作業を続ける考古学者チームは2009年9月末、ガーネットが留められた装飾品を発見したと発表した。
これは剣のさやを飾る装飾品で、アングロサクソン時代の金の財宝群として過去最大の発見(本年7月)となった遺跡、The Staffordshire Hoard(スタフォードシャーの財宝) に含まれていた。制作年代は西暦7,8世紀で、アングロサクソン七王国のひとつ、マーシア王国の財宝だと推定されている。
この遺跡からは今回発表されたガーネットをはめた装飾品の他にも1,500以上の品々が見つかっている。ほとんどが武具で、金製も含まれる。
11月3日より大英博物館にて陳列される。
以下のサイトには発見された金製装飾品を多く見ることができる。http://www.staffordshirehoard.org.uk/