カルティエが値下げ
カルティエ・ジャパン(リシュモンジャパン)は11月21日(金曜日)より、ジュエリー、ウォッチ、アクセサリーのほぼ全商品の希望小売価格を値下げすると発表した。
理由は「昨今の為替変動を鑑み」と日本経済新聞社に掲載した全面広告に記している。
この広告ではまた同社の理念として次のように記されていた。
「責任ある事業の遂行を理念としてまいりました。この理念に基づき、カルティエは今後とも、お客さまに対して、誠意ある対応と透明性を心がけている所存でございます。」
平たく言えば、円高による余録を享受するのではなく誠意をもって余剰利益を顧客に還元するという事だが、一般的にいって売上が順調ならば利益追求体は値下げという選択を採らない。売上の伸び悩みが背景にあるものと思われる。