ジュエリーブログ,ニュース / ジェムランド

2008/11/11 火曜日

2000年前の金製イヤリング、エルサレムで発掘される

2000年前の金製イヤリングイスラエル考古学庁(イスラエル・アンティーク・オーソリティ)は10日、エルサレムの旧市街に位置する城壁近くにある駐車場の下から、2000年前の金製イヤリングを発掘したと発表した。

この発掘プロジェクトのディレクター、ドロン ベン アミ(Doron Ben-Ami)博士によると、イヤリングはビザンチン時代の西暦4-5世紀に建てられた建物跡を発掘途中に発見された。イヤリングの制作年代がローマ時代(紀元前1から4世紀)であることから、代々相続されていたものではないかという。

イヤリングはゴールド製で、真珠とエメラルドが使用されている。真珠は古くから天然真珠の産地として知られる地中海産、エメラルドは歴史的産出地であるエジプト産である可能性が高いと思われる。

博士は更に次のようにも述べている。

「エジプトのファイユーム(Fayum)で発見された墓にあったミイラの装飾と して書かれた肖像画には、豪華な衣装とジュエリーを身にまとった人物が書かれているが、ジュエリーには真珠とエメラルドが用いられている。今回発見されたイヤリングとの類似は驚くほどではないか。」

 

コメント (0)

この記事にはまだコメントがついていません。

コメント RSS

現在コメントフォームは利用できません。

Powered by gem-land.com