478キャラットのダイアモンド、レツェングで発見される
レソトのレツェング鉱山を所有するジェム ダイアモンズ社とレソト王国政府は、9月8日に同鉱山で478キャラットの無色のダイアモンド原石を発見したと発表した。
ダイアモンドはタイプIIa(※)で、視認できる内包物はないという。
レツェング鉱山からの巨大ダイアモンド原石の発見は、2006年のザ・レソト・プロミス(603キャラット)、2007年のレツェング レガシー(493キャラット)と相次いでいる。
478キャラットは、今までに世界で発見されたダイアモンド原石として20番目の大きさとなり、レツェング鉱山からは1960年発見のレソト・ブラウン(601キャラット)と合わせて4石が名を連ねることとなった。
下は、このダイアモンド原石を紹介するユーチューブに投稿されたTVニュース。
※:タイプIIa
ダイアモンドは、含有される不純物により二種類に大別できる。ほとんどのダイアモンドは不純物として微量の窒素を含有し、これらはタイプIと呼ぶ。検出できる窒素を含まないダイアモンドがタイプII。タイプIIaは、全く不純物を含まず、結晶に歪みなどがなければ、無色(Dカラー)を呈する。