デビアス、カーティス・フィンチの株式を25%取得
デビアス・グループはオンライン・オークションを手がけるカーティス・フィンチ(Curtis Finch / 本社 英チェルトナム,)の株式を25%取得した。
デビアスは2008年より販売するダイアモンド原石の10%をカーティス・フィンチのサービスを用いてオークションで販売している。
今回の株式取得によりデビアスがカーティス・フィンチに二人の取締役を送り込む事となった。
デビアス・グループはオンライン・オークションを手がけるカーティス・フィンチ(Curtis Finch / 本社 英チェルトナム,)の株式を25%取得した。
デビアスは2008年より販売するダイアモンド原石の10%をカーティス・フィンチのサービスを用いてオークションで販売している。
今回の株式取得によりデビアスがカーティス・フィンチに二人の取締役を送り込む事となった。
4月24日、ロンドンのニューボンド・ストリートで開催されたボンハムズ(Bonhams)のオークション、ファイン・ジュエリーにて、5.30キャラットのブルーダイヤモンドを使用した指輪がおよそ9億6500万円(6,201,250英ポンド)(バイヤーズプレミアムを含む)で落札された。
ガイ(1キャラット当たり)では約1億8200万円となる。やはりガイで約1億9300万円をつけたザ・ヴィヴィッドピンク・ダイアモンドには一見及ばないが、落札通貨が香港ドルとポンドで異なるので、為替相場によって比較用に換算した通貨での価値は逆転し得るから、今回のダイアモンドは歴代最高値レベルである。
GIAのレポートよると、石目は5.30キャラット、カラーはファンシー・ディープ・ブルー、クラリティはVS2。
指輪の制作は1965年ブルガリ。
BBC放送が伝えたところによると、駐機中のスイス行き飛行機に武装した少なくとも8人の男らがダイアモンドを奪い逃走した。
奪われたダイアモンドは原石で5千万ドル(約47億円)相当とされるが、別の情報筋によると4億6800万ドル(約440億円)との情報もある。アントワープからチューリッヒに運ばれる途中だった。
犯人は一発も発砲することなく数分間で犯行を終えており、プロによる犯行と見られる。警察では2台の黒色の車に行方を追っている。
過去最大規模の宝石泥棒事件となった。
ハリー ウィンストン ダイヤモンド コーポレーション(Harry Winston Diamond Corporation)は、ハリーウィンストンの名で知られるハイエンド・ジュエリーの小売りおよび時計部門をスウォッチ・グループに譲渡すると発表した。
譲渡金額は10億ドル(7億5000万ドル+2億500万ドルと見積もられる負債の肩代わり)。
譲渡で得た資金を今春に予定されているエカティ・ダイヤモンド鉱山の買収資金に充当すると見られる。
ハリー ウィンストン ダイヤモンド コーポレーション社はこれに合わせて社名をドミニオン ダイヤモンド社(Dominion Diamond Corporation)に変更する。創業時のアバーリソーシズから三度名の変更となる。
ハリーウィンストンは、BHPの持つカナダ・ノースウェスト準州にあるエカティ・ダイヤモンド鉱山の株式を5億米ドル(約397億円)で2013年3月に購入する予定である事を発表した。
ハリーウィンストンは世界でもっとも名の知れたジュエラーのひとつで、カナダのダイアヴィック・ダイアモンド鉱山に40%の権益を持つアバー・ダイヤモンド社が2004年に51%の株式を、ついで2006年には100%の株式を総額約280億円(当時に換算レート)で取得している。アバー・ダイヤモンドは2007年にハリー ウィンストン ダイヤモンド コーポレーション(Harry Winston Diamond Corporation)に社名変更をしている。
キンバリープロセスは、2011年のダイアモンド原石生産に関する統計を発表した。
総売上高はおよそ144億ドル(約1兆1421億円)。売上高のベスト5とその金額、シェアは次の通り。
1.ボツワナ 39億ドル(約3096億円)27%
2.ロシア 26億8000万ドル(約2127億円)19%
3.カナダ 25億5000万ドル(約2023億円)18%
4.南アフリカ 17億3000億ドル(約1373億円)12%
5.アンゴラ 11億6000億ドル(約920億円)8%
なお、上記は金額ベースの話。総生産量は1億2399万キャラットで、ベスト5は次の通り。
1.ロシア 3510万cts 28%
2.ボツワナ 2290万cts 18%
3.コンゴ 1920万cts 16%
4.カナダ 1080万cts 9%
5.ジンバブエ 850万cts 7%
ボツワナやコンゴで産したダイヤモンド原石が高品質である事が分かる。
GIAは、香港ラボに通常のダイアモンドと同じように持ち込まれたダイアモンドの内10石が合成ダイヤモンドであったと発表した。
これらはCVD(化学気相法)により合成された結晶で、重量は0.30から0.35ctで、天然石であったならばカラーはFからH、クラリティはVS1からVVS1とグレードされる品質だった。カットはラウンド・ブリリアント。
この合成石の製造メーカーは不明だが、Gemesis社の製品と共通する特徴があるという。
折良くGIAラボラトリーのリサーチ上席副社長トム・モーゼス氏8月29日(水)にJJFで開催するGIA JAPAN主催のセミナーで「処理石・合成石の知識」の演題で講演をするから、興味のある方は質問する機会もあるだろう。
ピンク・ダイアモンドの産出で知られるオーストラリアのアーガイル鉱山で、12.76キャラットのピンク・ダイアモンドの原石が発見され、The Argyle Pink Jubilee と命名された。
同国で採掘されたピンク・ダイアモンド原石として過去最大という。
ダイアモンド裸石を販売するメレ・バンクでは、本日から10日間(3月9日まで)の期間限定で、新規会員登録者に800ポイントを提供する。これは同サイトで800円として使用できる。
メレ・バンクは創業120年を超える老舗、株式会社サノ・トレーディングが運営。
同サイトではメレ・ダイアモンドを中心に販売(1/200ctの場合@¥289〜) している他、2キャラットまでの大型の石も取り扱う。また購入金額の3%をポイントとして貯めることができる。
800ポイント締め切り:3月9日
GIA (Gemological Institute of America) は2012年日本にラボラトリー(宝石の鑑別を行い、ダイアモンドのグレーディングを行う機関)を開設すると発表した。
詳細は後日発表するとしており、現時点では日本国内の様々な利害関係者と折衝中とプレスリリースで述べている。
GIAはイスラエルにも2012年の開設を予定しており、積極的な経営姿勢が目立つ。
ダイアモンドのグレーディング・レポート(いわゆる鑑定書)を発行するラボとしてはGIAラボラトリー(GIAのラボ部門)の知名度が国際的には最も高いといって良いだろう。国内では以前AGTジェムラボラトリー(WWW.AGT.JP)がGIA GTL(現在のGIAラボラトリー)との契約に則りGIAのグレーディング・レポートを米国以外で唯一発行していたが、その後契約は解消され、現在日本でGIAのレポートを発行する機関はない。
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